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石見についていろいろとご紹介できたらと思います - 陶芸ブログ 炎と土にたわむれて
島根県浜田市の石州亀山焼の陶芸作品の紹介、日々のできごとにコメントしていく陶芸家佐々木弘吉のブログ。
ブログ 2010/2/2
陶芸本/ やきものの釉―授業形式で初歩から学ぶ |手島 敦[陶芸ブログ 炎と土にたわむれて]
投稿日時:2010/02/02(火) 15:17
やきものの釉―授業形式で初歩から学ぶ
手島 敦
双葉社 刊
発売日 2004-09
オススメ度:★★★★★
もっともやさしい釉薬入門書 2005-01-25
この本は以前出版された「やきものをつくる 釉がわかる本」の単なる改訂版ではなく、7割くらいは新しく書き加えられたものです。前著を買われた方は損をしたと思うかもしれませんね。
最大の特徴は300点を超える調合例がすべてカラー写真で示されていることでしょう。それも木灰の種類による違いや、粘土による違いなどまで示す徹底振り。伝統的なものから現代的なものまで、試したいと思う例がいくつも見つかるはずです。
さらには著者が学生を相手に一から釉薬について講義した授業をもとにして、それぞれの材料がどのような役割を果たしているのか、とても判り易く解説されています。調合例があっても焼成環境によってうまくいかないことが多いのですが、これを読めば何を調整すればよいのかが判ってきます。
初めて釉薬を作る方にも、経験はあるけどうまくいかず困っている方にもおすすめの一冊です。
出版社/著者からの内容紹介
5年前に刊行し版を重ねた手島氏の本を、新たな取材内容を盛りこみ、サイズもB5と一回り大きく見やすくしたもの。難解な釉の話を授業形式でわかりやすく説くというテーマは継承しつつ、テストピースの扱いを多くし、解説にもページを割く。まさしく釉の調合図鑑。
内容(「BOOK」データベースより)
やきものを強くしたり、美しくしたりする釉は、とっつきにくいものかもしれません。なかには、自分には理解できないからと、あきらめている人だっていると思います。また、好奇心があって自分で釉を調合している人でも、釉の仕組みを理解できないまま、本に載っている調合比率の通りに、原料を混ぜ合わせるだけなのが大半なのではないでしょうか。この本では、釉の仕組みを授業形式で、わかりやすく説明します。
内容(「MARC」データベースより)
釉の仕組みを理解できないまま、本に載っている調合比率の通りに、原料を混ぜ合わせていませんか? 難解な釉の仕組みを授業形式で、わかりやすく説明します。釉の組み立ては無限。自分だけの釉、やきものをつくりましょう。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
手島 敦
1961年、岐阜県多治見市に生まれる。岐阜県立多治見工業高校専攻科・セラミック科教諭、金沢美術工芸大学非常勤講師、美濃陶芸協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
わかる編(講義・釉とは何かがわかる
講義・灰釉がわかる
講義・色釉がわかる)
つくる編(講義・灰釉をつくる
講義・黄瀬戸をつくる
講義・織部をつくる
講義・志野をつくる
講義・色釉をつくる)
陶芸 本/陶芸の釉薬―理論と調製の実際 |大西 政太郎[陶芸ブログ 炎と土にたわむれて]
投稿日時:2010/02/02(火) 15:15
陶芸の釉薬―理論と調製の実際
大西 政太郎
理工学社 刊
発売日 2000-09
オススメ度:★★★★
染付釉 2007-09-16
釉薬の本は、役に立つものと、役に立たないものとあります。この本は、陶工さんに役に立つかどうかは知りませんが、私のような素人には役に立ちました。 お勧めです。ただし、価格が高すぎる。色の悪い写真が載っていますが、写真はいらないので、3,500円にしてほしい。
内容(「BOOK」データベースより)
1976年に刊行されて以来24年の歳月を経た。その間、陶芸をとりまく技術も著しく進化。そこで、現在用いられている釉薬のデータを、新版として読者に提供する。陶芸関係者必読の書。
内容(「MARC」データベースより)
釉薬に関して、実際の陶芸制作の体験を基に、学問的見地からの検討を加えてまとめる。76年初版発行時からの技術の発展を考慮し、釉薬の調合データについて必要な箇所の修正と新しいデータの補填を行った新版。
目次
1章 釉薬とは
2章 基本釉の調合
3章 灰釉
4章 伝統釉の調合
5章 新しい釉薬の調合
6章 釉薬と窯
7章 釉薬の調製と釉掛け技法
8章 むすび
管理人より
この本は31年も前のものですが、プロになりたい方は是非読んで欲しい書です。なお昔の書ですので、画像は白黒写真がほとんどです。
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