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陶芸ブログ 炎と土にたわむれて

【陶器】炭化焼き締め花器 アップしました!

投稿日時:2011/10/26(水) 18:47

JUGEMテーマ:陶芸

丸型の炭化焼き締め花器です。
前面、背面とも穴があいていますので、どちら側からでも 花を生けていただくことができます。
オアシス、剣山が必要です。



花器一覧はこちらです

http://item.rakuten.co.jp/nonohanaya/c/0000000100/



【陶器】炭化焼き締め花器






炭化焼き締め花器 (たんか やきしめ)とは

釉薬をまったくかけない(無施釉)で、最後まで焼きとおす焼成技法のこと。

素焼きをした花器とともに木炭を一緒に還元焼成することで、窯の中や作品の器体から酸素分を奪い炭化させますが、窯の中に木炭も大量に入れるため一度に焼き出せる花器はごくわずかです。

花器を窯詰めする時から、焼成が終わるまで、手や顔は炭で真っ黒になって奮闘しています。マスクをしていても木炭の粉を吸い込んでいるようです。いつも鼻が真っ黒です。



焼成時間は、30時間ぐらいかかります。その間炎の色を頼りに焼くわけですが窯出しするたびに花器の景色が違いますので炭化焼き締めの奥の深さは、尋常じゃないようです。そんなところに惹かれて焼き続けています。



この炭化焼き締め花器については、まったく同じように焼き上げることは不可能です。

炭化焼き締め花器は、安価な大量生産品にはない、オリジナリティと希少価値があります。ほとんどの花器は一品物で現品限りです。ぜひ在庫があるうちにお求めください。



すべての花器はいけばな(生け花)用として、

池坊、石州流華道、専慶流、相阿弥流、

草月、古流松藤会、古流理恩会、

古流かたばみ会、古流松應会、小原流、

龍生派、未生流、未生流笹岡、嵯峨御流、

山村御流、容真御流、華道遠州、

松月堂古流、都古流の諸流派の皆様にも

お使いいただけることと思います。




評価:
大西 政太郎
理工学社
¥ 5,565
(2001-04)

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