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万葉石見物語

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みなさんは「柿本人麿」をご存知ですか?「万葉集」の代表的な歌人として優れた歌を残し、また宮廷歌人として天武・持統の両帝に仕えた歌聖・柿本人麿は、古代の石見国と不思議な因縁で結ばれ、その生涯は多くの謎に包まれ今も古代史ファンのロマンをかきたてています。 島根県西部の石見地方には、人麿がこの地で生まれ、上京して宮廷に仕えた後、石見国府の役人として故郷に帰り、この地で妻をめとり、この地で世を去ったという伝承が残り、随所で人麿ゆかりの史跡をみることがでます。その為、郷土の人の心には今でも人麻呂伝承が根強く息づいているのです。柿本人麻呂は晩年に石見国の国司として赴任、「角の里」の恵良姫(依羅娘子(よさみのおとめ))と巡りあいます。そこで人麻呂の現地の妻として暮したと思われます。私たちはこの「柿本人麻呂」の素晴らしさをより知ってほしいと思い、歌を作成しました。歌の名前は「万葉石見物語」と言います。「柿本人麻呂」と恵良姫(依羅娘子(よさみのおとめ))、石見地方の事を思い作成しました。歴史とロマンをあふれる素晴らしい歌です。視聴もありますのでぜひ聞いていただければと思います。

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